Microsoftが、OfficeやOneDrive、Skypeといったツールをセットにして、個人や家族向けに提供開始する。いままでOffice 365で提供されていた内容がパワーアップし、グループでも有効活用できるようになったかたちだ。
今回、リモートワークの導入でMicrosoft Teamsを活用してみて、その快適さを実感したかもしれない。チャットやビデオ通話、ドキュメント、カレンダーがひととこに集まっていれば、友達や家族とイベントを計画するのに便利だろう。
・プレゼンの練習で声のトーンをコーチしてくれる
Office 365からMicrosoft 365への思い切った刷新には、個人や家族にもっとMicrosoftのAIを活用してもらおうという意図がありそうだ。
とりわけドキュメント作成の際などは、AIに支援してもらうと効率化できる。スペルや文法のチェックはもちろんのこと、新しく追加される予定のEditorの機能では、文章の別の表現を提案してくれたり、クリックするだけで関連する引用文をひっぱってきてくれたりといったことが可能になるとのこと。
また、パワポでの資料作成では、AIがプレゼンをコーチしてくれて、練習中にリアルタイムで声のトーン/ピッチなどの提案をしてくれるようだ。
・値のタイプからデータをもってきてくれる
Excelでは、家計簿の分析やビジュアライズを支援してくれる。
また、データのタイプを指定することで、関連データを表示してくれる(例えば「アボガド」と入力して、食品データタイプを指定すれば、栄養情報をもってきてくれる)など、AIの実力が実感できそうだ。
Microsoft Teamsでは、家族や友人などで作成したグループメンバーで予定やToDoを共有したり、学校や自宅に到着したことを確認したりが可能に。Microsoft Family Safetyでは、子どものAndroidスマホやXboxの利用時間が管理できるとのこと。こういった新機能はプレビュー版を経て順次利用できるようになる。
Microsoft 365 PersonalおよびFamilyは、4月22日より提供開始。利用料金はOffice 365を引き継ぎ、月額1284円からとなっている。
参照元:新たに提供予定の Microsoft 365 Personal について/ Microsoft
- Original:https://techable.jp/archives/120484
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji
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