ジャパンディスプレイ、工場設備の一部をAppleに2億ドルで売却か

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経営再建が行われている最中のジャパンディスプレイですが、3月31日に石川県白山市にある白山工場の設備の一部を2億ドル(約217億円)で売却する方針を明らかにしました。Reutersは売却先の企業はAppleである可能性が高いと報じています。

Appleが製品にOLEDディスプレイを採用で工場の稼働率が低下

ジャパンディスプレイはAppleから借り入れた資金で白山工場を建設し、16年末に稼働を開始しましたが、AppleがLCDの製品への採用を一部取りやめ有機EL(OLED)に切り替えたこともあり、思ったように利益が上がっていなかったとされています。
 
今年2月末の時点でジャパンディスプレイのAppleへの前受け金の返済は879億円残っていましたが、同社は今回設備売却で得られた資金を返済額の補填に充てるとみられています。
 
 
Source:Reuters, 日本経済新聞
Photo:ジャパンディスプレイ
(lexi)


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