iPhoneの組み立てを担うFoxconnは、Goldman Sachsとのプライベートな電話会議の中で、5G対応iPhone12は今年秋の発売に間に合うよう生産は可能と主張したことが明らかになりました。
今年秋のデバイス発売に向け準備は順調に進行
iPhoneのプリント基板(PCB)の生産を担う台湾のAppleサプライヤーたちは「iPhone12の生産延期について何も聞かされていない」と3月末に述べており、iPhone12への搭載が見込まれるA14チップの量産準備はTSMCにより順調に進められていると報じられたばかりです。
iPhoneの生産を担うFoxconnは、今回電話会議の中でiPhone12の生産に遅れはないことを強調しました。同社インベスター・リレーションズ部門のトップ、アレックス・ヤン氏は、今年秋のデバイス発売に向けて準備は滞りなく行われていると語った、と米メディアBloombergが伝えています。
労働力や原料の不足はもはや問題ではない?
3月末のReutersの報道によれば、中国のAppleサプライヤーにとって労働力や原料の不足はもはや問題になっておらず、新型コロナウイルスが猛威をふるっている米国とヨーロッパの需要の落ち込みが心配されているとのことです。
3月中旬に米国人を対象に行われたアンケート調査によると、新型ウイルスのアウトブレイクが数週間以内に収まれば半数以上の人が「電子製品に例年と同等の金額をかける」と答えたことがわかっていますが、状況は日々変化しているため、2020年のiPhone需要の見通しが立てににくくなっているのが現状です。
Source:Bloomberg via AppleInsider
Photo:Nadkachna/Wikimedia Commons
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-281386/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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