2023年には前澤友作氏とアーティストたちが月行きのフライトを予約している。いつかは自分も……という方は、そろそろStarshipの仕様を確認しておきたいだろう。
そんな方々に向けて、SpaceXがユーザーズガイドを公開した。巨大なStarshipは、火星や地球低軌道にペイロードも運ぶが、月に人を運ぶためにも使われる。
ペーロード/人を運ぶための仕様が記載され、今後内容が更新されていくガイドの初版を少し見てみよう。
・格納スペースはクラムシェル構造
Starshipのユーザーズマニュアルは、ペイロードの要件や宿泊施設の情報を得るために役立つ。
SpaceXは、ペイロード輸送のライドシェアプログラムを発表しているが、クラムシェル構造のStarship先端がペイロード格納スペースになるようだ。
直径8m、高さ22mに納まる範囲で、100トン以上のペイロードを地球低軌道に運べる。
・船内には太陽ストームシェルターや展望回廊も
SN3 pic.twitter.com/bM1wzzd4Zg
— Elon Musk (@elonmusk) March 26, 2020
乗客を運ぶ際は、最大100人までを収容できる。船内には、プライベートキャビン、広い共用エリア、一括荷物置き場、太陽ストームシェルター、展望回廊などを備えているようだ。
StarshipはSuper Heavyロケットによって打ち上げられるが、ロケット/宇宙船どちらも再利用される。
今後はまず、Starshipの3番目となるプロトタイプ(SN3)のテストが行われるとみられ、さらにSN4の開発へと続く。Starshipの開発進捗とともにユーザーガイドの更新を追いたい。
参照元:Starship Users Guide/ SpaceX
- Original:https://techable.jp/archives/120573
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji
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