“ゾロ・ダイヤル”の名で愛されたブライトリング「トップタイム」が復刻

左右に並んだ正円形のサブダイヤル、その周りを扇型に囲んでモノトーンで塗り分けられたダイヤルに、レッドカラーのアクセント。一目見るなりポップでモダンでな個性派デザインに心掴まれた人、多いのではないでしょうか。

こちらはクロノグラフの名門・BREITLING(ブライトリング)の最新作。1960年代に発売されたスポーツウォッチの復刻版として登場する「ブライトリング トップタイム リミテッドエディション」(59万4000円)、2000本の数量限定です。

今回発売の「ブライトリング トップタイム」のオリジナルモデルが世に現れたのは1960年代のこと。当時の時代の空気を映しとり、「若くて活動的なプロのニーズに応える」という明確なミッションの下にデビューしたオリジナルモデルは、狙い通り若い世代を中心にヒット。大胆かつ優美なデザインが、男性はもとより女性の間でも人気を博した名作モデルで、そのデザインは現在もコレクターの間で「ゾロ・ダイヤル」と呼ばれて愛されています。

半世紀以上の時を経て登場する今回の復刻モデルでは、独創的でスタイリッシュなデザインはそのままに、性能や素材を現代の解釈のもとにアップデート。ステンレススチール製41mmケースにはCOSC公認のブライトリング キャリバーB23クロノグラフムーブメントを搭載、ケースバックには限定モデルの証として「ONE OF 2000」の文字をエングレーブしています。

ダイヤルにはユニークな10進スケールと、スモールセコンドと30分積算計のふたつのサブダイヤルをレイアウト。1〜12時までの時間を示すドットマーカーと、ビビットなレッドが目を惹く時分針には、スーパールミノバを塗布することで、暗い場所での視認性を確保しています。

さらにケースと同じくステンレススチール製穴留め式バックルを備えたブラウンヌバックストラップを組み合わせたことで、モダンレトロなルックスを引き立てています。カジュアルに崩したファッションよりも、むしろ正統派トラッドでビシッと決めた手元に合わせてみたい1本です。

>> BREITLING

 

(文/&GP編集部)


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