2020年の5G対応iPhone12の発売時期についての情報が錯綜していますが、Appleは今年秋の発売に間に合わせようと急いで作業を続けている、とThe Wall Street Journalが伝えています。
需要の先行きが見えにくい状況下で部品の発注は困難か
Appleのフラッグシップ機は毎年9月に発表されるのが通例となっており、オペレーションチームはカメラモジュールの発注を3月と4月、iPhone組み立てのためのその他の部品のオーダーを夏期に行うことになっている、と元Apple従業員は語っています。
この部品の発注数が直接デバイスの生産台数へとつながるわけですが、現在新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっており、需要の先行きが見えにくい状況が続いているため、決定は困難であると推測されます。
「部品の発注数を誤れば、モデムの5G対応iPhoneの在庫を不必要に抱えてしまうことになり、収益の減少につながる」とSusquehanna International Groupのアナリスト、メディ・ホッセイニ氏はコメントしています。同氏は、Appleは部品サプライヤーに計画通りパーツの生産を継続させると見ているものの、5月か6月に需要の再評価を行う予定です。
Apple従業員は試作品を自宅に持ち帰り作業
WSJによれば、Appleは新型iPhoneの発売の遅れを防ぐため急ピッチで作業を進めているとのことです。従業員は中国に赴くことができないため、試作品の組み立てはビデオ電話で行われていると伝えらえています。
リモートワークで働くApple従業員たちは、未発売製品の試作品を家に持ち帰ることを初めて認められているとも報じられています。
Source:The Wall Street Journal
Photo:EverythingApplePro/YouTube
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-281582/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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