韓国のAnyractive社がクラウドファンディング中の「GoTouch Beam」は、スマートフォン/タブレット/PCなどの画面を、タッチ機能を生かしたまま投影するプロジェクター。
専用のタッチペンで映像の中のボタンを押したり、文字を書き込んだりできる。
・センサーがタッチペンの位置を特定
映し出された映像がタッチに反応する理由は、専用のタッチペンにある。
このタッチペンからは赤外線信号が出ており、プロジェクター本体のセンサーが常にそれを捉え、タッチペンの位置を正確に把握している。ペンで映像中のボタンを押せば、センサーが圧力を感知し、どの場所のボタンが押されたかを判断。使用中のアプリやソフトにそれが伝わり、タッチスクリーンを押したときと同様に反応するというわけだ。
また、ペンを使って、タッチスクリーン同様に画面をスクロールすることもできる。
・映像中に文字を書き込める
「GoTouch Beam」のもう1つの特長は、投影された映像の中に文字や線を書き込めること。もちろん、本当にインクで書くわけではないので、投影面は汚れない。
例えば描画ソフトを立ち上げて、壁面やプロジェクタースクリーンを大きなホワイトボードのように使える。それだけでなく、投影した写真、表、グラフなどの上に、何でも自由に書き込めるという。文字に下線を引いて強調したり、大事な部分を丸で囲んだり……プレゼンテーションで大いに役立ちそうだ。
Anyractive社はすでに、壁面をホワイトボードに変えるプロジェクター「GoTouch」を販売しており、この「GoTouch Beam」はその進化版と言っていい。現在クラウドファンディングで出資者募集中。
- Original:https://techable.jp/archives/120780
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:信人安谷
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