日常からトレーニングまで24時間G-SQUAD【GP FRONT LINE】

アイデンティティである耐衝撃構造だけでなく、機能やデザインでも新たな世界を開拓し続ける「G-SHOCK」。今年はついに本格的なワークアウト分野に進出した。

スポーツライン「G-SQUAD」の新モデル「GBD-H1000」は、光学式心拍計とGPSを搭載し、専用アプリと連携することで、心拍数や走行速度、移動軌跡などの各種データを閲覧・管理できるというもの。運動強度の目安となる最大酸素摂取量「VO2max」の計測にも対応し、自分のアスリート能力をより深く探究したいニーズに応える本格モデルへと進化したのだ。

■心拍計やGPSなどの搭載で、日常からトレーニングまでOK!

もちろんG-SHOCKならではの防水性や耐衝撃性はキープ。それゆえに設計が難しかったそうだが、カシオ計算機の栁原春花さんによると「何度も構造を見直し、心拍計のセンサーや充電用端子を裏蓋に搭載することで理想のサイズを実現できた」という。

また、外装もトレイルランニング用のシューズをヒントに、スポーティーなデザインを追求。「バンドやボタン、ベゼルの構造を見直した」ことで、トレーニング中でも使いやすい時計に仕上がった。

陸・海・空を制し、ストリートカルチャーにも影響を与えるG-SHOCK。今後はスポーツ分野にもその名が広まりそうだ。

CASIO
「G-SQUAD GBD-H1000」(5万5000円)

GLONASS、みちびき対応のGPSと、心拍、圧力、温度など5種のセンサーを搭載し、ワークアウトに関する多彩なデータを計測可能。Bluetooth LEに対応し、アプリでデータを管理できる。ケースサイズはW63.0×H55.0×D20.4mm。4月24日発売

▲裏蓋に配置した光学式センサーで、血管の血流量の変化を感知。心拍数を正確に測定できる。USB充電端子も備える

▲大型のボタンを採用し、溝のあるベゼル形状により、手元を注視しなくても操作がスムーズ。フィット感も優れている

▲高精細・高コントラストで視認性に優れるMIP液晶を採用。LEDバックライトやソーラー充電機能も内蔵している

※2020年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています

 

(文/高橋智 写真/江藤義典)


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