日本でもWOWOWで放映されてきた、アメリカの人気音楽オーディション番組「アメリカン・アイドル」の撮影が、iPhoneで行われたことがわかりました。新型コロナウイルスの影響です。
20人の最終選考者がそれぞれiPhoneで撮影
米メディアDeadlineによれば、「アメリカン・アイドル」を放映するABCと制作会社Fremantleは、当初新型コロナウイルスの蔓延が収まるまで番組収録の延期も検討したものの、多くのアーティストらがネットメディアを利用して活動を継続しているのを見て、何らかの形で撮影する決定を下したとのことです。
アメリカン・アイドルはライブで放映されてきましたが、現地時間4月26日から放送されるファイナル(全部で4エピソード)についてはすべて録画となります。
最終選考に残った20人の自宅には、照明や衣装、最新のiPhoneが送付され、各候補者がそれぞれ自分が歌っている姿を撮影。その映像に、別途録音した楽団とバックシンガーの演奏を組み合わせ、調整を行ったとのことです。撮影は出場者の自宅や車庫など、45カ所で行われました。
今回の撮影にあたりABCは、Appleに協力を求めたとのことです。
司会も審査も自宅から
4月26日分の放送で、まず20人から10人へと絞られ、最終の第4エピソードで優勝者が決定する、という流れです。司会のライアン・シークレストはもちろん、各審査員も自宅で出場者のビデオを視聴、判定を下します。
歌う場面が全編iPhoneで撮影されたアメリカン・アイドルの初回エピソードは2時間で、4月26日(日)に放映されます。
Source:Deadline
Photo:ABC
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-284670/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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