VRヘッドセットの進化や普及が進む中、その周辺機器も確実に進化してきている。たとえば、今回紹介するオープン型ヘッドスピーカー「VR Ears」もそのうちのひとつだ。
周辺機器にこだわることで、よりリアリティのあるVR体験が可能になる。
・正確な方向や距離を感じ取れるサラウンド体験
VR EarsはVRヘッドセットと一緒に使うヘッドスピーカーだ。ヘッドホンとは違い、ヘッドセットに装着して、耳に接触させずに利用することができる点がポイントだ。
左右に40mmのスピーカーが搭載されており、単に迫力あるサウンドを再現するだけでなく、360度どの方向から音が鳴っているのかや、音の距離感まで再現できるそうだ。VRは没入感がとても大事なので、これで視覚だけでなく聴覚までリアリティのある体験ができるようになるというわけだ。
・さまざまなヘッドセットに対応
さらに嬉しいのが、VR EarsはOculus Rift、Quest、Playstation VR、Valve Indexなど、大変多くのVRヘッドセットに対応しているということだ。ちなみに、このヘッドスピーカーはVRゲームだけでなく、VRを通したストリーミング動画や、ヘッドセットなしの通常のPCゲームで使っても十分その実力を発揮してくれるそうだ。
なお、バッテリーのフル充電には2時間かかり、連続8時間まで利用することができる。VR Earsは現在Kickstarterにてキャンペーンを実施しており、1台89ドル(約9590円)から出資注文が可能だ。キャンペーンは5月21日まで続いている。
視覚だけでなく、聴覚までどっぷりVRにハマりたいという人はぜひチェックしてみては?
執筆:Doga
- Original:https://techable.jp/archives/122478
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:章仁水越
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