健康に悪影響を及ぼす菌やバクテリアが家庭で最も多く存在する場所のひとつはなんといってもトイレ。特に便器だが、便器はきれいにしても多くの人が掃除に使用するブラシはそのまま片隅に放置しているだろう。
そのブラシを衛生的に保てるよう、米国のスタートアップが作ったのがUVライトを活用しているブラシセット「LUMI」。使用後にベースにブラシを戻すと自動で殺菌が始まるというものだ。
・反射作用でしっかり殺菌
LUMIは通常のトイレブラシと大きく違わないデザイン。柄の先にブラシがついていて、それを収めるベース部分とセットになっている。ブラシのヘッド部分は取り替えが可能だ。
そしてLUMIのベース内部には3つのUVライトが備わっていて、UVライトを放射することでブラシに付着した大腸菌などを殺す。殺菌の効率を高めるため、UVライトが反射するようベース内部表面はアルミでコーティングされている。
・自動で殺菌スタート
また、LUMIはベース部分にブラシが戻されるのを自動で認識し、殺菌サイクルを開始するというスマートさも備える。そして自動でオフになるので、使用方法は通常のブラシと全く変わらない。ちなみに、殺菌中は青く光り、終了したかどうかは一目瞭然だ。
トイレブラシを衛生的に保つという新発想のLUMIはクラウドファンディングサイトKickstarterでプロジェクトを展開して成功を収め、現在は自社サイトで販売している。
価格は39.99ドル(約4300円)。米国外への発送にも対応している。
- Original:https://techable.jp/archives/122240
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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