iPhone SE(第2世代)のポートレート撮影は機械学習のみで実現

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iPhone SE(第2世代)は1眼カメラをデバイス背面に搭載していますが、被写体の背景をぼかすポートレート撮影を行うことができます。カメラアプリ「Halide」は、iPhone SEではApple製品として初めて「単一画像単眼深度推定」が使用されていることを突き止めました。

iPhone XRはFocus Pixelsでおおまかな深度マップを作成

旧iPhoneモデルでは、ポートレート撮影の際に2眼カメラを使用する必要がありました。2つの異なる位置から撮られた画像を比べるのが深度情報を取得する最適な方法だったからです。2つの画像を比較することで、写真の被写体の背景をぼかすことが可能となりました。
 
iPhone XRでは、「Focus Pixels(像面位相差AF)」でおおまかな深度マップの作成を行い、1眼カメラでもポートレート撮影を行うことができるようになりました。

iPhone SEは機械学習でポートレート撮影

iPhone SE(第2世代)では、ポートレート撮影に「単一画像単眼深度推定」が使用されています。iPhone11シリーズに搭載されているのと同じA13 Bionicチップの採用により、機械学習のみでの深度マップの作成が可能となっています。
 
機械学習のみを使用しているということは、自撮りカメラでも背面カメラと同様のポートレート撮影を行えることを意味します。
 
Halideは、深度マップは完全ではないとしていますが、「3年前のハードウェア制限と1眼カメラというセットアップで実装された機能としては素晴らしい」とコメントしています。
 
iPhone SE(第2世代)でHalideを使用すると、ペットや静物のポートレート撮影も可能となります。
 
 
Source:Halide via AppleInsider
Photo:Apple Japan/YouTube
(lexi)


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