多くのiPhone SE(第2世代)のパーツがiPhone8と交換可能なことがすでに明らかになっていましたが、iFixitがフル分解を試みたところ、比較的修理しやすいことがわかりました。
バッテリー容量はiPhone8とまったく同じ
デバイス分解で知られるiFixitの初期分解では、iPhone SE(第2世代)とiPhone8との間にTaptic Engine、カメラ、SIMトレイなどの共通部品が存在することが判明しましたが、フル分解の結果はどうだったのでしょうか。
分解の結果、iPhone SE(第2世代)のバッテリー容量はiPhone8とまったく同じ6.96Wh(1,821mAh)であることがわかりました。
カメラモジュールもiPhone8と同じものが使用されていますが、iPhone11シリーズ搭載のA13 Bionicシステム・オン・チップの採用により、シングルカメラでも機械学習のみでポートレート撮影が可能となっています。
ディスプレイは3D Touch非対応
A13 Bionicシステム・オン・チップは、3GBのSamsungメモリ、Intel製モデム、Skyworksの電力増幅器モジュール(PAM)、低周波PAMiD、Avagoの中周波/高周波PAMiD、CypressのUSB Power Delivery ICから構成されています。
iPhone SE(第2世代)のディスプレイはiPhone8とほとんど同じとのことですが、SEは3D Touchに対応していません。なおiFixitによれば、iPhone8のディスプレイをiPhone SEに取り付けても3D Touch対応とはならないとのことです。
修理しやすさ評価で6点を獲得
iFixitは、iPhone SE(第2世代)の後方互換性(旧製品と共通の部品を使用していること)を高く評価しており、「廃棄物が少なく済む」とコメントしています。
iPhone SE(第2世代)の修理しやすさの評価で、10点満点中6点を獲得しました。IP67の防水/防塵性能のため密封されていること、修理に4つの異なるドライバーが必要になることなどがマイナスポイントとなりましたが、中でも「実質交換不可能」と判断されてしまった強度があまり高くない背面が最も大きな問題として捉えられた模様です。
Source:iFixit via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-285841/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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