Googleのビデオ会議サービス「Google Meet」が5月上旬から9月末まで、Googleアカウントを持っている一般ユーザーも無料で利用できるようになる。同社が4月29日、発表した。
ビデオ会議には最大100人が参加することができ、セッションの時間は無制限となっている。氏名やメールアドレスなどを入力してサインアップしておくと利用可能になったときにお知らせが届く。
・自営やフリーランスの味方に
Google Meetは法人や組織、教育機関向けのサービス「G Suite」で提供されてきたビデオ会議サービス。新型コロナウイルス感染拡大で外出禁止が広まるにつれ、利用も増えている。
そして、個人の間でもビデオ会議サービスの需要が急増していることを受け、今回個人への無料提供に踏み切った。友達や家族とつながるのはもちろん、ヨガや音楽教室、ワークショップといった個人でクラスやレッスンを開催するのにも役立ちそうだ。デバイスはPC、スマホ、タブレット問わない。
・画面共有もできる
Google Meetでは参加者が映像でつながるだけでなく、スケジュール管理や画面共有、リアルタイムでの字幕表示、画面レイアウトなどの機能が利用できる。今回の個人向け無料提供でも同様だ。
ビデオ会議サービスというと、新型コロナでZoomの利用者が爆発的に増加したが、このところセキュリティ上の問題を抱えている。
その点、Google Meetでは、Googleアカウントを持っていない匿名ユーザーの利用は不可とする。またビデオ会議主催者が参加を承認したり拒否したりといったコントロールができ、ビデオ会議で扱われるデータは全て暗号化される。
Googleは個人へのサービス提供を5月上旬から徐々に拡大するとしている。また、9月末までは時間無制限、それ以降は最長60分に制限される。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/123087
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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