JR東日本スタートアップとコンサル会社サインポストの合弁会社である株式会社TOUCH TO GOは、2020年3月23日に高輪ゲートウェイ駅に無人AI決済店舗第1号店「TOUCH TO GO」をオープン。開業1ヵ月を迎えた現在、認識成功率90%超を達成し安定稼働していると発表した。
認識成功率90%超
「TOUCH TO GO」は、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」の2階改札内にオープンした、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗だ。
開業後1ヵ月の間、利用客のデータをもとに改良を重ね、安定して認識成功率90%超を達成しているという。また、非対面・無人決済により昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止にも効果的とのこと。
サブスクリプション展開を予定
同店舗では、店内に設置されたカメラなどの情報から来店客と手にとった商品を認識し、出口付近の決済エリアに立つことでそこにあるタッチパネルに商品と購入金額を表示する。客はタッチパネルの表示内容を確認して交通系ICなどをかざして支払うというスマートな仕組みだ。
なお、現在は交通系ICのみの決済だが、今後クレジットカード・その他電子マネーも順次対応予定とのこと。
また、アクシデントなどの対応は遠隔コールセンターにてリアルタイムに一括対応。このように省人化を図ることで、小売り店や飲食店の人材不足解消につなげていくようだ。ちなみに、既存設備の変更なしで導入できるのもポイント。
今後は数人程度の人件費相当の月額サブスクリプションとしてのサービス展開を予定している(開始時期は未定)。
- Original:https://techable.jp/archives/123206
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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