有孔ボードで巨大壁面収納を作って床置きバッグを一掃してみた!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

つい先日のことですが、来たるべきロボット掃除機導入(時期未定)のために、部屋を片付けました。目標は床に置いているモノを極力なくすこと。ロボット掃除機が動ける面積を増やすほど、自動で掃除してくれる範囲も増えますからね。

しかし、困った場所が現れましたた。それが、自宅ではほとんどの時間を過ごすテーブルの横。

バッグ類が床などに散乱しております。リュック×2、ボディバッグ×2、トートバッグにエコバッグちょろちょろ。そんなに使うんかい! という声も聞こえてきますが、どれもそこそこの稼働率なんです。

これは何とかせんといかん!

そう思い部屋を見渡していたところ、スカッと空いているスペースを発見しました。

ちょうど、バッグが散乱している床の向かい側。ここを有効活用できないだろうか。

そこでまず思い浮かんだのが、突っ張り棒を立ててぶら下げるスタイル。でもそれだと、あまりスマートじゃないうえに、バッグ部分がモリッと膨らんでしまいジャマになる可能性がある。

そんな時に思い出したのが、以前&GPでも紹介した有孔ボード(パンチングボード、ペグボードともいう)で簡単に壁面収納を作れるDOPPELGANGERの「2レッグウォール」(7400円/税別)。これにバッグをぶら下げれば、いいんじゃね?

測ってみると我が家の天井高は約225cm。「2レッグウォール」の対応天井高は221~301cmなので、ギリギリOK。はい、すぐポチりました。
 

■有孔ボードにも仕様がある

もちろん「2レッグウォール」だけでは壁面収納は完成しません。これはあくまで突っ張りポールのみ。なので有孔ボードも必要です。

いろいろと調べてみると、どうも約30cmの倍数単位のサイズが多い。

ちなみに設置場所の幅は約88cm。90cm幅の有孔ボードだと2cmほど飛び出しますが、まぁ許容範囲でしょう。どうせ横は引き戸の押入れだし。

約60cm×約90cmの有孔ボードを見つけたので、3枚購入。知らなかったのですが、有孔ボードの穴にもいくつか仕様があるらしく、「2レッグウォール」は最もメジャーな“5φ25P”(穴の直径5mm、穴の中心間の距離25mm)が適合とのこと。もちろんこの仕様のモノを買いました。

 

■組み立てに工具は必要なし!

数日後、必要なものはすべてそろったので、まずは有孔ボードを壁にあててみます。

やっぱりほんのちょっとだけ飛び出ましたが、まぁこれは想定内。この程度だったら問題なしです。

ということで、さっそく組み立てていきます。

まずはポールを通す金具を有孔ボードにネジ留め。バタフライネジなので、工具も必要ありません。

金具は全部で8個付属しているので、3枚の有孔ボードをくっつけて、2枚を連結するように金具を取り付けてみました。60×90を3枚合わせて90×180のパネルを作るイメージです。

一部、金具の穴が少し届かなかったので有孔ボードを削ったりしましたが、手間といえばその程度。これだって90×180のボードなら必要ないですからね。

そして3分割されているポールを連結させ、金具に一気に通します。

通した後に、プラスチックの留め具をポールにハメて、下にずり落ちないようにしたら終了。総作業時間は1時間もかかっていません。

最後に突っ張り用のパーツをポール上部に差し込んだら設置します。

おおおぉ…、迫力あるわー。これにて、高さ約180cm、幅約90cmの有孔ボード壁面が完成しました。

上部はしっかり天井に突っ張らせています。そこそこの力で突っ張っておかないと倒れてしまうのですが、天井の位置によっては天井が抜ける可能性があります。これは、あらかじめ調べておいたほうがいいかもしれません。
 

■必要なバッグがすぐに見つかる壁面収納

あとはフックを取り付けて、バッグをぶら下げればOK。レイアウトなどを考えつつ、余ったフックに掛けられるものがないかを探しつつ、いそいそと作業。

これにて壁面巨大バッグハンガーのできあがりです! バッグだけじゃなく、ハンディクリーナーや帽子、折り畳み傘、腕時計などもぶら下げてみました。なかなかに満足度高いぞ。まるでお店のディスプレイみたいな(言い過ぎ)。

有孔ボード用のフックにはさまざまなタイプがあります。トレイ型もあるので、出掛ける時に必要なモノをまとめて置いておくのもいいかもしれません。

そして、元々バッグを床置きしていた場所はというと…

見事にスッキリ! とはいえキレイになると、今度は別の気になる箇所が出てきたりするもので…

次はこのケーブル地獄をキレイにしなければと思ったり。やり始めると、いろいろと手を付けたくなりますね。

有孔ボードを使った壁面収納や吊り下げ収納のテクニックはさまざまです。ネットを調べるとそれこそスゴいアイデアがたくさん見つかります。ボードサイズも建材系以外であれば小さなモノもあるので、活用してみると楽しそうですよ。

ちなみにお気づきかもしれませんが、端っこにちらちら見えていた黒い物体はロボット掃除機です。実はこれ借り物なんですが、初めて使ってみたところ「ロボット掃除機っていいかも!」と、その良さに開眼しまして。そして今回の壁面収納作成に至ったというわけです(笑)。そして今回の壁面収納によって、いつでもウェルカム状態になったので、ケーブルまわりの整理とともに、ロボット掃除機選びでも始めようかと思っています。

 

>> DOPPELGANGER「2レッグペグウォール」

文/円道秀和<&GP>


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