米国で約9700店舗を展開するセブン-イレブン(7-Eleven)は、2020年4月、オンデマンド型配達プラットフォームのPostmates(ポストメイツ)、DoorDash(ドアダッシュ)、Favor(フェイバー)との提携を発表した。
米国セブン-イレブンの9割以上の店舗で配達サービスに対応
セブン-イレブンは、2017年12月、専用モバイルアプリ「7NOW」による独自のオンデマンド型配達サービスを開始し、現在、米国約400都市で3500万世帯以上に展開している。
パンやサンドウィッチ、ピザ、スナック菓子、ドリンク類、酒類、牛乳や玉子などの日配食品を含め、3000品目以上の商品を品揃えし、「7NOW」で注文するとおよそ30分で商品が届く仕組みだ。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って米国で宅配への需要が伸びるなか、セブン-イレブンでは、オンデマンド型配達サービスをさらに拡充するべく、専門サービスプロバイダーのPostmates、DoorDash、Favorとの提携に踏み切った。
これにより、米国のセブン-イレブンの店舗の90%以上が、オンデマンド型配達サービスに対応。
「7NOW」のほか、PostmatesやDoorDash、Favorの公式スマホアプリから現在地周辺にあるセブン-イレブンの店舗を検索し、商品を注文できるようになっている。
日本のコンビニもオンデマンド型配達サービスに対応
日本のコンビニエンスストアでも、ローソンが、2019年8月、フードデリバリーサービスのUberEats(ウーバーイーツ)を活用したオンデマンド型配達サービスの実証実験に着手。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、このサービスを国内で本格的に導入し、対象店舗を約500店舗に拡大させる計画を示している。(文 松岡由希子)
- Original:https://techable.jp/archives/123454
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Matsuoka
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