グッドパッチ、完全オンライン型ワークショップでUXデザイン支援強化!

​​UIデザインカンパニーの株式会社グッドパッチは、UXデザインを体験する完全オンライン型ワークショップの提供を開始。

同ワークショップ内では、2020年夏頃に正式リリース予定の、リアルタイムで共同編集できるクラウドワークスペース「Strap」を限定活用し、デザイン強化をサポートする構えだ。

デザインに必要な要素を体験

グッドパッチは2020年2月に、デザイン投資の重要性などを調査した「デザインデータブック」をまとめ、企業におけるデザインの有用性や可能性を示している。

実際に近年、UI・UXデザインという概念やその重要性が広く認識されはじめ、SBI証券などのこれまでデザイナーがいなかった大企業や従業員数10名以下のスタートアップ企業にも複数人のデザイナーが採用されるケースが増えているという。

同社はこれまで朝日新聞社やソフトバンク、NECなどUI・UXデザインというものを理解した上でプロジェクトを進めたい企業向けにワークショップを提供してきた。そして今回、同社のノウハウを凝縮したデザインプロセスを体験できるワークショップを完全オンラインにて提供するとのこと。

このワークショップでは、チームのマインドセットを作る「チームビルディング」や、ユーザーニーズを引き出して可視化する「ユーザーインタビュー」「カスタマージャーニー」、ユーザーをゴールへと導く一連の流れを策定する「ユーザーストーリー」、自由な発想を促す「アイディエーション」により生まれた多くのアイデアを素早くユーザーに試しブラッシュアップする「プロトタイピング」など、デザインに必要な要素を体験できるという。

「Strap」限定活用

同ワークショップ利用時には、ビデオチャットツール「Zoom」、プロトタイピングツール「Prott」、そして今夏リリース予定のクラウドワークスペース「Strap」を使用する。

「Strap」は、リアルタイムで共同編集できるクラウドワークスペースだ。リモート会議ツールとの併用で、オンラインホワイトボードとして活躍し、付箋を貼ったり図で示したりという活用法もある。複数人がオンライン上に一堂に会しコミュニケーションを取ることで、認識のズレを減らし効率的な業務を推進できるのだ。

同社は、2020年4月23日より「Strap」β版の利用登録を開始し、登録企業に順次トライアルとして無料提供すると発表。利用登録は2020年4月28日で終了したが、このたびのワークショップ内で「Strap」を試せるようにする予定とのこと。

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