MAMORIO株式会社が、Bluetooth通信によるクラウドトラッキング(すれ違い追跡)の仕組みを使った「ディスタンスレベル機能」の提供を開始した。
同社が手掛ける忘れ物防止デバイス「MAMORIO」の技術を応用。スマートフォンアプリ利用者が適切なソーシャルディスタンスを維持できているかどうかを判断し、アプリ内で表示する。
適切なソーシャルディスタンスの維持を促す
今回、ソーシャルディスタンスに関する機能がアプリ内に追加された「MAMORIO」は、Bluetooth通信によって忘れ物を検知し、スマートフォンアプリに知らせてくれる便利なデバイスだ。
従来は、アプリユーザーのスマートフォンと他ユーザーのMAMORIO製品との間でBluetooth通信があった場合、1日のすれ違い件数としてアプリ内に表示していた。
今回のディスタンスレベル表示機能では、そのようなすれ違いを、一定距離内における他者との接触と見なす。すれ違った数に応じてディスタンスレベルを3段階で表示し、日常生活における適切なソーシャルディスタンスの維持を促すものとなっている。
利用条件
また、本記事で紹介した一般ユーザー向けの機能追加に加えて、法人向けサービス「MAMORIO Biz」における「濃厚接触度測定レポート機能」の無償提供開始も発表されている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/123986
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ