カナダ・サスカチュワン大学のRegan Mandryk博士が、ビデオゲームで遊ぶことが、パンデミック時の私たちのメンタルヘルスに良い効果をもたらす可能性が高いとの研究結果を発表した。
不安やストレスの軽減に効果
ビデオゲームとメンタルヘルスについての研究を続けてきた同博士によると、ビデオゲームは、離れた場所にいる人と人とを繋ぎ、帰属意識を感じるコミュニティを提供する。
人々がストレスや社会に対する不安から回復する手助けをし、精神を安定をしてくれるため、メンタルヘルスの向上に役立てることができるため、パンデミック時の人々の不安定な状況の改善にも役立てられる可能性があるという。
ゲームのジャンルも重要
また、博士は、「私たちが『落ち込んでいる』とき、私たちはビデオゲームを使用することで、物事に取り組むためのモチベーションの回復に役立てることもできます」ともコメントしている。
しかし同時に、同じゲームでも役に立ったり害になる可能性があることも指摘。例えばシングルプレイヤーのゲームがより孤独感を抱かせてしまう場合や、他のプレイヤーとの共同のプレイがシチュエーションによって悪影響になってしまう可能性にも言及しているため、ゲームのタイトル選びには慎重になる可能性がありそうだ。
いずれにしても同博士は、ゲームのプレイに費やした時間に罪悪感を感じてしまったとしても、あまり気にする必要がないことを強調しており、ゲームが有益に働く可能性もあることを忘れないでおきたい。
- Original:https://techable.jp/archives/124385
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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