iPhoneでゲームを楽しんでいたら、動作が遅くなったり、誤操作でゲームが中断してしまったりした経験はありませんか?快適にゲームをプレイするために便利な、豆知識や設定をご紹介します。
iPhoneでゲームをどっぷり楽しむために
iPhoneには多くの魅力的なゲームアプリがあり、多くの人がiPhoneでのゲームを楽しんでいます。
しかし、一部のAndroidスマートフォンには、各種通知や電話の着信をオフにして、CPUの能力をゲームアプリに振り向けられる「ゲームモード」がありますが、iPhoneにはありません。
電話の着信があると通知が画面全体に表示され、通知をうっかりタップしたり、画面の端をスワイプするとコントロールセンターが表示されてゲーム画面が消えてしまいます。
こうした問題を解決し、iPhoneでゲームを快適に楽しむための方法を海外メディアiPhoneHacksがまとめているので、ご紹介します。
1. 不要なアプリを終了しておく
使用していないアプリを終了することで、CPUはより多くの処理能力をゲームアプリに振り向けることができます。
iPhone Hacksは、iPhone X以降のモデルならあまり遅さを感じることはないだろうが、iPhone7以前のモデルでは、他のアプリが起動していると動作が遅くなるのを実感するだろう、とコメントしています。
ホームボタン付きのiPhoneなら、ホームボタンをダブルクリックして、スタンバイ状態のアプリが表示されるので、ウインドウを上にスワイプして強制終了させます。
ホームボタンのないiPhoneでは、画面の一番下から上にスワイプすると、アプリの一覧が表示されます。
2. 「自動ダウンロード」をオフにする
「PUBG MOBILE」「フォートナイト」「Call of Duty Mobile」などの人気ゲームは、プレイ中にインターネット接続が必要です。
iPhoneは初期設定だと、アプリのアップデートなどを自動でダウンロードする設定になっているため、ゲームプレイ中にダウンロードが開始されてしまうと、ゲーム速度に影響します。
自動アップデートをオフにするには、「設定」アプリから、自分のApple IDを開いて、「iTunesとApp Store」の「自動ダウンロード」のメニューにある「App」や「Appのアップデート」をオフ(白)にしておきましょう。
3. アプリのレビュー要求をオフにする
一部のアプリは、動作中にアプリの評価とレビューを要求してきます。ユーザーの意見や感想は、アプリの改善に役立てられますが、煩わしく感じる場合はオフにすることもできます。
「設定」アプリから、Apple IDを開き、「iTunesとApp Store」の「App内評価とレビュー」をオフ(白)にします。
4. 「おやすみモード」を活用する
通知や電話の着信をオフにできる「おやすみモード」を活用すれば、ゲームに集中することができます。
「設定」アプリから「おやすみモード」を開き、「通知」の設定を「常に知らせない」にしておけば、iPhoneの使用中も着信と通知がオフになります。
「着信」の設定を「誰も許可しない」にすれば誰からの着信も知らされなくなるほか、「よく使う項目」や設定したグループからの着信だけを許可する設定にもできます。
必要な通知や着信を逃さないように、ゲームが終わったら「おやすみモード」をオフに戻すのを忘れないようにしましょう。
5. アプリ起動時の設定を自動化する
Siriショートカットを使えば、特定のアプリを起動した時に「おやすみモード」をオン、画面の明るさや音量を自動設定できます。
- 「ショートカット」アプリの「オートメーション」タブで、画面右上の「+」アイコンをタップして「個人用オートメーションを作成」を開きます。
- オートメーションが起動する条件を尋ねられるので、一番下の「Appを開く」を選択します。
- 対象にするアプリを選択し、チェックマークをつけたら、次に進みます。アプリは複数選択可能です。
- 「アクションを追加」をタップして、検索バーに「おやすみ」と入力すると「おやすみモードを設定」が出てくるので、選択します。
- ブルーの文字をタップすると、動作を切り替えることができます。「おやすみモードをオフ時までオンにする」に設定します。
- 「+」アイコンをタップすると、同時に設定するアクションを追加できます。例えば、Bluetoothをオン、音量と画面の明るさを50%に設定、といった内容を追加できます。
- 最後に「実行の前に尋ねる」をオン(緑)にして「完了」をタップすれば完成です。
- 対象に設定したアプリを起動すると表示されるショートカットの通知をタップし、「実行」をタップすると、設定した内容が反映されます。
ただし、アプリを終了しても「おやすみモード」などの設定はそのままなので、着信や通知を逃さないように、「おやすみモード」をオフにするのを忘れないようにしましょう。
6. アプリ以外の操作をすべて無効にする
ゲーム中に、ジェスチャ操作で通知パネルやコントロールセンターが表示されたり、音量調整や電源ボタンを押してしまうのを防ぐには、「アクセスガイド」が便利です。
- 「設定」アプリで「アクセシビリティ」メニューから「アクセスガイド」を開きます。
- 「アクセスガイド」をオンにして、「画面の自動ロック」を「しない」にセットします。
「パスコード設定」から、アクセスガイドの終了にTouch IDやFace IDを使えるようにすることも可能です。
「アクセスガイド」を開始するには、ホームボタンのないiPhoneならサイドボタンをトリプルクリック、ホームボタンのあるiPhoneではホームボタンをトリプルクリックし、画面右上の「開始」をタップします。
「アクセスガイド」を終了するには、サイドボタンまたはホームボタンをトリプルクリックします。
7. グラフィックス設定を見直してみる
ゲームアプリを使っていると、動作の遅れを感じたり、iPhoneが熱くなったりバッテリー消費が激しくなることがあります。
「PUBG MOBILE」などのゲームアプリでは、フレームレートを下げることで処理にかかる負荷を軽くすることができるオプションが用意されています。
8. プレイ時間を制限する
ゲームをプレイするのが楽しくてついつい時間を忘れてしまう、という方は、iOS12で利用できるようになった「スクリーンタイム」の活用がおすすめです。
「設定」アプリで「スクリーンタイム」から「App使用時間の制限」から、アプリのカテゴリまたは特定のアプリを選択し、1日あたりの制限時間を設定できます。
制限時間は、0時にリセットされます。
iPhone Maniaでは、「スクリーンタイム」の設定・活用方法を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
Source:iPhoneHacks
Photo:Apple (1), (2)
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-289407/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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