Appleが開発していると噂のオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」は、ベトナムの工場で生産される見込みである、と伝えられえています。ベトナムでAppleの新製品の組み立てが行われるのは初めてで、サプライチェーンを中国国外に移行させる動きの一環とみられています。
脱中国の動きの一環?
サブスクリプションメディアThe Informationによれば、Appleは協力会社であるGoertekとLuxshareと共に、ベトナムの生産施設を使って新作AirPodsの生産を行う計画であるとのことです。
Appleはすでにベトナムで製品の組み立てを行ってきましたが、これまで新製品を生産したことはななかったため、サプライチェーン改革の兆候ではないかと注目が集まっています。
Appleの計画に詳しい人物によると、ベトナムで新型ヘッドホンの開発を行うのは、製造知識を蓄えるためであるとのことです。製造知識には、製品の組み立て、生産研究、プロトタイピング、エンジニアリング、開発などが含まれます。
予想販売価格は349ドル
Appleは、ベトナムでLightningケーブル、EarPods、AirPodsの生産をすでに行っており、国内の製造知識は一定の水準には達していると推測されています。
「AirPods Studio」には、ソニーやSennheiser、Boseのヘッドホンに使用されているものに似たノイズキャンセリング技術が採用される見通しです。同ヘッドホンは、2020年の発売が予想されており、販売価格は349ドル(約37,600円)になるとの見方です。
Source:The Information via AppleInsider
Photo:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-289982/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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