スマホ操作できる扇風機なら「風使い」として家族から重宝されます

ネットにつながる家電って、もう珍しくなくなりましたよね。今やIoT製品が巷にあふれ、なんでもスマホでピッってやればOKな風潮。でも何か忘れてません? そう、これから夏本番を迎えるにあたり重要な役割を持つアイツ! 扇風機です!

さまざまなIoT製品を扱う+Styleが販売するのが、「スマート扇風機2S」(1万2980円)で、私が知る限り初めてアプリによるコントロールを実現した扇風機です。まあ扇風機にやれることと言ったら風を送るだけなので、そこまで便利かなあって思うんですが使ってみなけりゃわからないし。

というわけで1週間ほど一緒に生活してみました。

■アプリ操作とコードレス使用が可能です

▲極めてシンプルな設計とデザイン

簡単に説明しますと、Smartmi「スマート扇風機2S」は、DCモーターを採用することでACモーターにはない滑らかな風量調整を実現。最新のアルゴリズムと7枚羽根の採用により、心地良い自然風の再現にも威力を発揮し、「自然風モード」では柔らかく、そよ風のような空気の流れを作り出します。

また、自然風モード「レベル1」の場合では、ささやき声程度とされる28.6dbAまで静音性を高めているとのこと。たしかに夜中にブンブンうるさい扇風機っていやなんですよねえ。

そしてアプリによる操作と、もうひとつ特徴的なのは2800mAhのリチウムイオンバッテリーを採用し、DCモーターによる省電力化とあわせ、最長20時間のバッテリー駆動が可能ということ。つまりコードレスで使えるんですねえ。いいじゃない。

■ミニマルデザインでメンテナンスが楽

とにかくミニマルデザインな印象の扇風機でして、ボタンは本体のこの部分に2つあるだけ。手動でも操作できますが、まあスマホ操作がメインなわけで必要だろうと。土台の方も真っ白で凹凸がなく、とってもシンプル。これはミニマル好きな人にはたまらないかも。

凸凹がないので手入れもしやすいし、ゴミがのってもさっと拭き取ればOK。これは清潔感あっていいですね。

で、肝心のアプリですがペアリングはすんなり迷わずできました。操作可能なのは、風量・電源のオンオフ・首振り角度・タイマー・運転音、本体ランプ、作動異常音、チャイルドロックのオンオフといった具合。

首を上下に振るのはできない模様で、これはちょっと残念でした。可能ならサーキュレーター的な役割も果たせたので。

▲上下には約30°ほど角度がつけられる

■便利だと思ったポイント

アプリに関しては、首振り角度を設定できるって斬新だなと。30,60,90,120°で調整できて、家族が「こっちにも風を当ててよ」と言えばスマホでピッ。逆に妻から「寒いのに風を当てないでよ」と言われればピッ。あらラクチン。

また風量無段階変速がいい感じでして、風が強すぎたり弱すぎたりする扇風機にありがちな不満を解消してくれます。そして前述の自然風モード「レベル1」は、ほぼ無音。むしろ部屋で扇風機を回しているのに気が付かないまま外出したことも。

そしてアプリと同じく便利だったのは、やっぱりコードレスであること。デザインはミニマルなのでリビング、趣味部屋、子供部屋とどこに置いても悪目立ちせず溶け込んでくれました。ただ、あまりにシンプルすぎて持ち手もなく、「どこを持ったらいいんだ?」とちょっと考えることも(笑)。

*  *  *

というわけで使用感のレポートでしたが、やはり最大のメリットは「扇風機のリモコンどこに行ったんだよ」問題が解消されることですね。特に最近押し入れから出した扇風機など、すでに行方不明の方もいらっしゃるかと。スマホは家にいても常に持ってますし、こまめにコントロールしたい人はオススメ。本日5月21日から発売とのことなので、夏対策に検討してはどうでしょうか。

 

>> Smartmi「スマート扇風機2S」

取材・文/三宅 隆<&GP>


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