Google(グーグル)は、重要かつ長年待望されていたに違いない新機能をGoolgeマップに追加した。車椅子が利用可能かどうかの情報だ。車椅子で利用できる店や観光スポット、トイレその他の施設に明瞭なサインが表示されるようになる。
歩行の不自由な人だけでなくベビーカーなどを利用する人など、スロープや自動ドアなどの設備を必要としている人は無数にいる。グーグルは施設のアクセシビリティ情報を何年も収集していたが、このたび新しい仕様によって日の目を見ることになった。
同社はGlobal Accessibility Awareness Day(世界的にアクセシビリティの認識を深める日)に合わせて、公式ブログで新機能を発表した。機能を有効にするには、Goolgeマップアプリの「Settings」へ移動し「Accessibility settings」で 「Accessible places」をオンにする。
これで、検索したりタップした場所がアクセシビリティ対応していれば、小さな車椅子アイコンが表示される。住所や営業時間の出てくる詳細画面にいけば実際に利用できる設備がわかる。残念ながら設備のある細かい位置は表示されていないが、車椅子で入れる入り口やトイレがあることがわかることだけでも第一歩だ。
こうした情報は自動的に生成されるのでも、設計図から取り込んだものでもなく、いつものグーグルと同じくユーザーから得られたものだ。登録ユーザーなら誰でも、店の受け取りサービスなどの情報と同じように、アクセシビリティ設備の存在を通知できる。位置説明画面の「About」へ行って、一番下の「Describe this place」ボタンを押せばいい。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook )
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/05/22/2020-05-21-google-highlights-accessible-locations-with-new-maps-feature/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Devin Coldewey
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