株式会社ACCESSが、ビーコンを活用した法人向けクラウドサービス「Linkit® エリア探索」の提供を開始。屋内にいる人の位置情報や移動履歴を一目で把握できるサービスだ。
併せて、同サービスを7月31日までに導入した企業を対象に、新型コロナウイルス対策を支援するための「濃厚接触者特定レポート」を無償で提供する。
業務効率化やウイルスの拡大防止に役立つ
法人向けクラウドサービス「Linkit® エリア探索」では、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載の携帯型ビーコンと、屋内に設置可能な専用ゲートウェイ(受信機)を活用。これにより、社員それぞれのリアルタイム位置情報や移動履歴を、クラウド上で記録・管理することができる。
位置情報の取得は前述のビーコンと受信機で行うため、スマートフォンなどの高額な機器を社員に支給する必要はない。また、社員の現在地や移動履歴が瞬時にわかることから、平常時の業務効率を高めるだけでなく、ウイルスの拡大防止にも有用とした。
なお、「Linkit® エリア探索」はPC画面でのブラウザ表示に最適化されており、スマートフォンやタブレット画面には対応していないとのこと。
「濃厚接触者特定レポート」の無償提供も
そして今回は、「濃厚接触者特定レポート」の無償提供キャンペーンも実施。7月31日までに「Linkit® エリア探索」の申し込みとサービス導入を完了することにより、同サービスを使っている間は「濃厚接触者特定レポート」を無料で利用できる。
レポートでは、ウイルス感染が判明した社員の特定エリアにおける滞在時間と、他の社員の滞在データをマッチングさせ、感染者との累積接触時間の多い順から濃厚接触者をリスト化して提供する。
先に紹介した「Linkit® エリア探索」と併用すれば、ウイルス感染拡大の防止策としては極めて有効といえそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/125710
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
Amazonベストセラー
Now loading...