みどり合同会社が、デジタルイラストのオークションサービス「Green Auction」の事前登録受付をスタート。クリエイターが自分の作品を気軽に販売できる場所として展開する。
また、14歳の中学生エンジニアが設計・開発を行った点にも注目のサービスとなっている。
「Green Auction」の概要
イラストオークションサービス「Green Auction」では、イラストを描いて収入を得たいクリエイターと、イラストの購入によってクリエイターを支えたいファンをマッチングする。
クリエイター側の出品手順は実にシンプル。イラストをアップロードして開始価格と期間を設定したら、その後はオークション終了を待つだけだ。オークションページのシェアボタンでTwitterに共有することにより、多くのファンに自分の作品をアピールすることもできる。
なお、今回はβ版としてのリリースとなり、今後はユーザーの声を受けて機能改善に取り組んでいくとのこと。
開発の背景
新型コロナウイルスの影響を受けて、「コミックマーケット」に代表されるクリエイター向けイベントの中止が相次ぎ、クリエイターとファンが交流する機会が失われた。
そこで、オンライン化や非対面化が進む時代の流れも考慮し、クリエイターとファンの新しいコミュニケーションの仕組みとして「Green Auction」を企画。
注目すべきなのは、14歳の中学生エンジニアがフロントエンドからバックエンドまですべて自力で設計・開発した点。学校の長期休暇を利用し、リモート勤務にて完成させたという。
ユニークなコンセプトの「Green Auction」が、クリエイターとファンの架け橋となることを期待したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/125787
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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