株式会社CHILLNNは、自宅以外の場所に居場所を求める人とホテルをマッチングする「ホテルシェルター」の予約プラットフォームを公開した。
ウィズコロナ時代において、同社独自の安全基準などを満たした安心できる施設と顧客のニーズに合わせた滞在プランを展開していくようだ。
安全で快適な居場所を提供する
同社は紹介するホテルの安全性を重視し、プラットフォーム公開に先駆けて医療監修を受けた独自のホテル運用ガイドラインを用意した。ソーシャルディスタンス確保やウイルス感染拡大防止のゾーニング、清掃・消毒の注意点をまとめ同プラットフォームへの掲載を希望するホテルに配布しているという。
同ガイドラインを採用している施設には「シルバーバッジ」を、専門家による運営監修を受けた施設には「ゴールドバッジ」を認定マークとして付与し、ユーザーが施設の安全対策を確認できるようにした。
滞在中には専用のLINEアカウントが用意され、体調不良のときにオンライン診療を受けられる体制を整えるなど安全性に配慮するとともに、アーティストSIRUPによる専用プレイリストの提供など快適な宿泊体験を実現していくとのこと。
「ホテルシェルター」を覗いてみた
2020年5月25日時点で、同プラットフォーム掲載施設は同社の保有するホテル5つ。長期滞在にも対応している「HOTEL SHE, KYOTO」や「HOTEL SHE, OSAKA」、ペンションならではの気配りやサービスが魅力の富良野の「petit-hotel #MELON」、都会の喧騒を忘れられそうな小京都 湯河原の「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」、北海道の秘境にある「層雲峡温泉 / HOTEL KUMOI」と、ビジネスからリフレッシュまで幅広いニーズに応えてくれそうなホテルが並んでいる。
各ホテルをクリックすると、「スタンダードプラン」「長期滞在プラン」をはじめとし、お祝い事に最適な「Anniversary plan」や、湯ごもりで読書を堪能する「積ん読解消パック」、お菓子を片手に映像作品を楽しむ「ヴィンジウォッチングプラン」などのプランから選択・予約することができる。
また、ダブルルーム、スーペリアツインルーム、クアッドルーム(最大4名)、和室など部屋タイプで選択・予約することも可能だ。
現在、全国230施設(合計5,000室超)から掲載希望の申込みがあり、ガイドライン作成など順次進めているところだという。今後、どのような施設やプランが登場するのか注目したい。
- Original:https://techable.jp/archives/125673
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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