総務省は、社会人向けのデータサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を開講したことを発表した。
データサイエンスを基礎から
同講座は、2015年3月に初めて開講し、その後2018年5月にリニューアルも実施された講座。
講師には、統計家の⻄内啓氏や大学教授、総務省統計局及び統計センターの職員を迎え、統計学の基礎やデータの見方からはじまり、国際比較データを使った分析事例や公的データの入手方法と利用方法、そしてデータを使った分析の基本的な知識を学ぶことができる内容となっている。
テストや課題で理解度を深める
講座は、1回10分程度×6〜9回程度(1週間)×4週。
分析事例を通じ、分析に用いる統計的な考え方・データの見方の基本的な考え方を学ぶ「統計データの活用」の回、データ分析に必要な統計学の基礎的な理論を学ぶ「統計学の基礎」の回、比率の見方、時系列データの見方等を学ぶ「データの見方」、誰もが入手可能なデータである公的統計データの入手方法等を学び、コースのまとめを行う「公的データの使い方とまとめ」から各週構成されており、受講者は、データサイエンスをわかりやくす解説した講師による説明動画、理解度を確認できる確認テストと最終課題を経て修了書発行という流れを踏むことになる。
講座紹介用ウェブサイトから、誰でも受講登録が可能で登録料及び受講料無料。受講登録は、7月7日まで可能。
すでに過去に、「社会人のためのデータサイエンス入門」の他にも「社会人のためのデータサイエンス演習」「誰でも使える統計オープンデータ」というデータサイエンスのオンライン講座を開講しこれまで延べ約8万9千人に受講された実績を持つ同講座。データサイエンスに興味はあったがハードルが高いと感じていた人にとっては学びを始める良いきっかけになる講座ではないだろうか。
- Original:https://techable.jp/archives/125603
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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