Samsungと米サンフランシスコ拠点のフィンテックスタートアップ企業SoFiがパートナーシップを組み、デビットカード「Samsung Money by SoFi」を5月初旬に発表しましたが、今回カードのさらなる詳細が明かされました。
Mastercardのデビットカード
前回の発表では、単にデビットカードであるとだけ触れられていましたが、実際にはThe Bancorp Bankが発行するMastercardのデビットカードであることがわかりました。
カードのデザインは、AppleがGoldman Sachsと提供するMastercardのクレジットカードApple Cardを彷彿させるところがあり、Samsungが競合サービスとして意識していることが伺えます。
アカウント維持費は無料
Samsung Moneyは、アカウント維持費が無料で、通常の米国内の銀行よりも利子率が高いと謳っています。
Samsung Payアプリとの統合も可能で、アプリでカード使用を管理できるだけでなく、カードの申請も行うことができ、物理カードが届く前でもサービス利用が始められます。また、アプリからカードの凍結なども行えるとのことです。
特に新しいところはなし?
すでにご紹介したSamsung Moneyの機能は、テック企業が発行するカードとして特に代わり映えするものはない、と米メディアThe Vergeはコメントしています。
しかしながら、Samsung Moneyだけの特典がまったくないというわけではありません。Samsung Moneyで、Samsung Rewardsプログラムのポイントを貯め、Samsung関連製品の購入に使用することができます。
その他にも、連邦預金保険公社(FDIC)による最大150万ドル(約1億6,200万円)までの不正利用補償、米国内の55,000カ所のAllpoint ATMネットワークでの無料の引き出しが特典として挙げられています。
Source:Samsung via The Verge, AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-291316/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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