小回りがきく自転車を愛用している人は多いかと思うが、走行時にマストなのがヘルメットの着用だ。衝突などの衝撃から頭を守るためのものだが、走行時の安全性確保にも貢献するタイプが登場した。
米ボストン拠点のスタートアップが開発した「Lumos Ultra」。方向指示ライトが搭載され、夜間時に左折や右折を後続車に示せるというもの。ハンドルバーに設置するリモコンで操作できるのに加え、Apple Watchユーザーはジェスチャーでも操作できる。
ボタンを押して点滅
Lumos Ultraの後部には車のテールランプのようなライトが両サイドに付いている。夜間走行時や夕暮れ時に常時灯し、左折や右折するときに車のウィンカーのように点滅させることができる。
操作は、ハンドルバーに取り付けるワイヤレスのリモコンで行う。ボタンはL(左)とR(右)の2つで、右折したい時にRを押すとヘルメット右側のライトが点滅するという、操作も目的も至ってシンプルだ。
現代版ハンドシグナル
そして、Apple Watchからもライト点滅を操作できるというひねりも加えられている。Watchに専用アプリをダウンロードすると、Watchを装着した腕を上げるなどのジェスチャーで操作できるようになる。ハンドシグナルに慣れている人にとっては使い勝手が良さそうだ。
また、Lumos Ultraにはフロントライトも搭載されている。自転車のライトに加えて進行方向を明るく照らすので安全確保につながる。ライトはUSB-Cで充電できる。
ライトを搭載していると重いのでは、と懸念する人もいるかもしれないが重量はわずか370グラムで3サイズが用意されている。また、防水規格IPX6もクリアしている。
Lumos Ultraは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで79ドル(約8600円)〜でプレオーダーを受け付けている。Kickstarterでは日本は発送対象外となっているが、本格販売時にはLumos Ultraサイトから注文可能になりそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/126913
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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