株式会社iVOICE（以下、「iVOICE」）は、音声解析AIを活用した議事録作成サービス「GIJIREC」のトライアル版提供をスタート。
これまでの「会議」の手段や概念を変えることによって、多様なワークスタイルの実現を目指す。
サービス概要
「GIJIREC」は、パソコンやスマートフォンで利用可能なSaaS型の議事録作成サービスだ。主な使用シーンとして、会議やインタビューに加え、講演会やセミナーなどを想定。
同サービスを使うことで、会議における参加者の音声をリアルタイムで文字に起こせるため、議事録を作成する必要がなくなる。同時に、それぞれの参加者が取るべきメモも必要最小限で済み、議論への集中を促す。これにより、さらにクリエイティブかつ効率的な会議が実現するとした。
現在は音声の文字起こし機能のみの提供となっているが、今後は英語や中国語への同時翻訳機能もリリース予定。日本人の海外進出などを強力に支援していく。
開発の背景
現在の日本は、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少など、労働に関するさまざまな問題に直面している。そこで政府は、多様で柔軟な働き方を後押しする目的で「働き方改革」を推進。企業規模を問わず、労働環境の改善は重要な経営課題となっている。
そのような状況の中でiVOICEは、企業活動において多くの時間が費やされる「会議」の手段や概念を変えることが重要と判断。新たなワークスタイルをサポートするものとして「GIJIREC」を提供し、多様な働き方の実現に貢献する。
（文・早川あさひ）
- Original:https://techable.jp/archives/126870
- Source:Techable（テッカブル） -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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