Apple Watchを現在よりも手頃な価格設定としつつ、十分な健康管理機能を盛り込めば、「今の10倍は売れる」と、アナリストが提案しています。
250ドル未満で健康管理機能を充実
金融サービス会社Bernsteinのアナリスト、トニ・サコナギ氏は、投資家に向けた調査メモにおいて、機能を健康管理に絞り、同時に今よりも価格を引き下げたApple Watchを売り出せば、「今の10倍は売れるだろう」と自身の考察を述べています。
サコナギ氏は、現在のモデルよりも手頃な価格(250ドル未満)に設定し、文字を大きくして読みやすくする(ターゲットは高齢者層)など使い勝手を向上させ、健康維持に必要なデータを管理できる機能を提供するApple Watchを提供すべきだと提案します。
潜在的なユーザーは数十億人
Apple Watchはすでに、転倒検出機能や心拍数の異常通知機能、心電図(一部の国のみ)、女性の月経周期記録、騒音警告など、健康を守るための複数の機能を装備していますが、さらに血糖値レベル測定、循環器系疾患の検出、新型コロナウイルスのようなウイルスの検出も可能になれば望ましいと、同氏は考えているようです。
これらの機能と低価格が実現すれば、Apple Watchの潜在的なユーザーは数十億人に増えると、サコナギ氏はコメントしています。
Apple Watch Series 3は199ドルだが…
サコナギ氏の主張は理解できるとしても、「250ドル(約27,000円)未満」という価格設定に引っかかる人も少なくないでしょう。というのも現在一番安いApple Watch Series 3は、199ドル(日本では19,800円)〜で販売されているからです。
これについて米メディア9to5macは、価格だけでみればApple Watch Series 3はたしかに250ドル未満なものの、転倒検出や心電図などの最新機能は利用できないとし、サコナギ氏は「今よりも手頃な価格で、かつ様々な健康管理機能を備えたモデルを想定しているのだろう」と述べています。
Source:Apple 3.0 via 9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-292851/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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