スマートフォン充電端子統一規格化を目指す欧州連合(EU)欧州議会からの圧力により、Appleが独自開発のLightning規格を諦め、現在の主流であるUSB Type-C(USB-C)への統一を検討していると、台湾メディア経済日報が報じています。
欧州議会が充電端子規格の統一を議決
Appleは独自で開発したLightning規格のコネクタを、2012年移行iPhoneやiPad、iPod touchに搭載しています。2018年以降のiPad Proを除き、すべてのiOS/iPadOSデバイスがLightningコネクタを搭載しています。
しかし欧州議会は今年1月、スマートフォンなどのモバイル機器の充電端子を、メーカーを超えて1つの規格に統一することを議決しました。この新規則に基づくガイドラインは2020年7月までに策定される見通しです。
iPad Air 4と2021年版iPhoneはUSB-Cコネクタ搭載
こうした動きを受けてAppleは、今年発売見込みの第4世代となる次期iPad Airには、LightningではなくUSB-Cコネクタを搭載すると、経済日報は伝えています。また同メディアによれば、2021年発売見込みのiPhoneも、USB-Cコネクタを採用するとのことです。
iPad Air 4がUSB-Cコネクタを搭載するという情報は、先日Macお宝鑑定団Blogも報じたばかりです。
またMacお宝鑑定団Blogが入手した2021年版iPhone(5.5インチ)とされる3Dプリントモックアップの底面にも、LightningではなくUSB-Cコネクタと思われるへこみがありました。
ただし2021年以降のiPhoneについては、USB-Cコネクタへは移行せず、2021年にまず1モデル、その後残りのモデルも完全ワイヤレス充電対応になるとの情報もあります。
Source:経済日報
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-292984/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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