個別に撮影して集合写真に合成!Appleがグループセルフィー撮影技術の特許を取得

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スマートフォンを使ってグループのセルフィーを撮影しようとすると、スマホを持っている人が大きく写り、後ろにいる人たちとのバランスが悪くなってしまいがちです。
 
米国特許商標庁(USPTO)がこの度公開した特許出願から、Appleが一人ずつ撮影した自撮り写真を、あたかもグループで撮影したかのように1枚の写真へと合成する技術の特許権を取得したことがわかりました。特許関連の情報に詳しい米メディアPatently Appleが伝えています。

個別にセルフィーを撮ってあとから合成

何かのイベントで、複数の友人と一緒にスマホで自撮り写真を撮影するとしましょう。1人ならいいですが、たとえば3人でセルフィーを撮るのは意外と難しいものです。
 
Appleが今回取得した「合成グループセルフィーを生成する(Generating Synthetic Group Selfies)」と題された特許は、簡単にいうと、個別に撮影した自撮り写真を、コンピューティングデバイス(おそらくiPhoneやiPad)とソフトウェアによって、1枚のグループ写真(合成グループセルフィー)にするという内容です。
 
特許 Apple
 
Apple 特許

あとから人物の配置も変更できる

合成グループセルフィーは、静止画、保存してある動画、あるいはライブストリーミング動画からも作成できます。デバイスは個々のセルフィーを自動的に合成し、同時に「マルチリソースオブジェクト」として保存するため、合成グループセルフィーの作成者だけでなく、それを受け取った他のユーザーも、画像の修正(人物の配置など)が行えます。
 
Apple 特許
 
特許権を取得したからといって、この機能が実際にiPhoneやiPadに搭載されるかどうかはわかりませんが、自撮り写真をSNSにアップする人が多い今、興味深い機能といえます。

 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple
(lunatic)


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