東京では、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を訴える「東京アラート」が6月11日に解除され、12日0時より休業要請の緩和行程を「ステップ3」に以降した。接客を伴う飲食店などの営業は19日から認められるとのことで、これにより休業要請全面解除となる。
しかし、農家や漁師など一次産業におけるコロナの影響はいまだ深刻だ。そこで、株式会社ビビッドガーデン運営のオンラインマルシェ「食べチョク」は、「コロナで余った食材を#みんなで食べ尽くそう! プロジェクト」第1弾を開始した。
販売数に応じたクーポンを配布!
同プロジェクトは、販路を失った多くの商品の中から一部をピックアップし、対象商品3000個を売り切る応援プロジェクトだ。
第1弾となる今回は、野菜や魚介類、飲料類などを対象として2020年6月12日~6月18日23:59まで食べチョク内特設ページで実施中。
対象商品には、熊本・阿蘇の広大な敷地で育った牛から採れる牛乳を使った飲むヨーグルト12本セット(3,500円)や、生でも食べられる新玉ねぎ「旬玉」4.5㎏(1,380円)、天然めばちまぐろの中トロ1柵・赤身1柵・ねぎとろ250gのセット(4,500円)などが選ばれている。
同プロジェクトは、1週間で3000個の完売を目標としており、販売期間終了後に売れた数に応じて「食べチョク」から購入者全員にクーポンを配るようだ。なお、3000個完売なら500円分、2000~2999個の場合は300円分、1000個~1,999個の場合は200円分とのこと。
真の収束はまだ遠い……?
同社はこれまで、コロナに対するさまざまな支援をおこなってきた。
例えば、届くまで中身が何かわからない「おまかせBOX」や、送料500円を負担する応援プログラム「#コロナでお困りの生産者さん」、「おうちで作れる本格レシピ付き食材」の販売、出張シェフのサブスクサービス「シェアダイン」と連携した食材とシェフを一緒に届けるサービスなどがある。
このように、コロナで困っている生産者はもちろん、休業要請で収入確保が難しいシェフ、自粛生活で料理に負担を感じる人や食卓がマンネリ化している人など多くの人を支援する試みを実施してきた。
そしてこのたび、緊急事態宣言解除や東京アラート解除など同ウイルスがある程度の落ち着きをみせる一方で、その影響が根深く残る一次産業の生産者を支援すべく同プロジェクトを開始。なお、19日以降に第2弾の開催を予定しているとのこと。
- Original:https://techable.jp/archives/127874
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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