人工知能と360度カメラがWeb会議の変な「間」を解決してくれそう

Webを経由したオンライン会議も随分一般的なものになってきたけれど、実際にメンバーが一堂に会した会議と「まったく同じ」という訳にはやっぱりいかない、というのもホンネです。

例えばZoomやSkypeで個々の画面を見比べながら話を聞いていると、発言者が誰なのか一瞬わからなくなることもありますよね。出席メンバー全ての顔と声をよく知っていればいいけれど、商談や打ち合わせなどで初対面の方が多かったりするとやっぱりちょっとやりにくい。

それに周囲の雰囲気が感じ取りにくいため、自分の発言している時も「もう少し話を続けても大丈夫だな」「ちょっと反応が思わしくないかも」などの判断ができず、変な間ができたりギクシャクしたりして…。

そこで紹介したいのが、ソースネクストから発売のAI搭載360度対応カメラ「MeetingOwl Pro(ミーティングオウル プロ) 」(12万6500円)。離れたオフィスでの打ち合わせにも、まるでその場にいるような感覚でリモート参加できる会議室用Webカメラ、発売は7月を予定しています。

「ミーティングオウル プロ」は、360度対応のカメラとマイク、スピーカーが一体化した会議室用Webカメラ。一般的なWeb会議では、大抵カメラは1台だけ、複数人が出席する会議で全体を映そうとすればひとりひとりの表情は見えづらくなるし、たとえ全方位マイクを使っていても、誰がしゃべっているのかがよくわからなかったりしますよね。

そこで「ミーティングオウル プロ」では、搭載したAIが話し手の姿を自動で検知し、画面を切り替えてオートフォーカスする機能を搭載。話を切り出した人の姿を自動でとらえて声とともに届けてくれるから、リモートで参加している人にも発言主が誰なのかがすぐにわかります。

マイク、スピーカー一体型なのでセッティングも簡単。これ1台を会議室のテーブルの中心に置き、パソコンに接続するだけで準備完了です。発言者にフォーカスしたウインドウのほか、参加者全員をパノラマのようにつないだウインドウも表示してくれるから、全員の様子を一度に見渡すことも可能。誰がどんな様子で参加しているかが一目瞭然だから、自分の発言に対する反応も即座に受け取れます。

利用シーンとしては、オフィスで仕事中のメンバーと在宅勤務中の社員とのWeb会議、支社を結んでの社内会議、互いに複数メンバーが参加するオンラインでの商談などが挙げられます。専用アプリを使えばカメラの角度を固定できるので、アイデア次第でオンラインサロンやセミナーなどでも活用できそう。

対応アプリはZoom、Google Meet、Google Hangouts、Microsoft Teams、Slack、Skypeなどとなっており、主要なWeb会議サービスにはほぼ対応。気配り上手のAIのおかげで、会議のクオリティがワンランクアップするかもしれませんよ。

 

>> ソースネクスト「ミーティングオウル プロ」

文/&GP


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