OMO(Online Marge with Offline)ソリューションを手掛けるアイエント株式会社が、「POPPO(ポッポ)」をローンチ。
店舗向けのSaaS型伝票レスシステムとして、まずはファッション業界の店舗において展開される見込み。
手軽に導入できるソリューション
「POPPO」では、ファッション業界の店舗における取り置き伝票や取り寄せ伝票、あるいは入荷通知伝票などを、店舗が運用するアプリに置きかえる。
また、顧客との連絡手段としても活用可能で、たとえばフィッティングルームの空きを待つ顧客に対して、SMSにて通知を行う。これにより、混雑する店内での待機を回避できる。
SaaS型で提供されるため、店舗にとって導入のハードルが低い点も魅力。オンラインでの申し込みに対応し、アカウント発行後からの運用を可能とした。
利用料金(月額)は、オリジナルの伝票や封筒を作る費用よりも低く設定されており、コスト削減にもつなげられるようだ。
デジタルトランスフォーメーションを推進
まずはファッション業界の店舗向けに「POPPO」を展開した後で、さまざまな業界における活用を目指す。すでに、株式会社マッシュスタイルラボが全店舗への導入を視野に入れており、テスト運用が始まる予定。
アイエント株式会社は、「Paper less(環境対策)」「Touch less(非接触化)」「Time less(時間短縮)」をキーワードとして、デジタルトランスフォーメーションを推進してきた。今回ローンチされた「POPPO」を含め、同社の取り組みには要注目だ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/128009
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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