スクーターの中でも根強い人気を誇る三輪タイプ。安定感もあり、料理の配達など業務用としても大活躍しています。
そんな三輪スクーターの世界に、新興EVメーカーが参入! イタリアのメーカー「アイディア」の国内工場が操業を開始し、デリバリーに最適な3輪電動スクーター「AAカーゴ」を新発売しました。原付一種(50cc以下)免許で乗れる「AAカーゴ α4」(87万7800円)と、小型二輪(125cc以下)免許で乗れる「AAカーゴ β4」(90万900円)の2種のラインナップです。
アイディアは、2019年東京モーターショーで誕生した日本の新しいモビリティブランド。前身は、1996年に創設されたイタリアのバイクメーカー・ADIVAで、独自の発想で先進的なプロダクトを開発しています。
「AAカーゴ」は、三輪という車体構造に、大径13インチホイールを前後に装着し、段差や悪路でも安定した走行が可能。バイクに乗り慣れていなくても乗りやすいのが魅力です。冷たい雨や厳しい日差しから保護してくれるフロントスクリーンとルーフもポイント。さらに、ウォッシャー機能付きワイパーがあり、雨天でも良好な視界が確保できます。
こういった三輪タイプで便利なのが荷台。「AAカーゴ」の大型でフラットな荷台には、荷かけフックも付いているほか、人気のホンダ「ジャイロ」用として一般発売されているボックスの取り付けも可能というフレキシビリティもあります。
4kWhの大容量バッテリーを搭載し、 最大走行距離は80km。EVの国際規格であるJ1772ソケット搭載で、四輪車用200V普通充電器が使用できるほか、自宅に200Vコンセントを設置すれば、わずか104円でフル充電ができるというコスパの良さも魅力。また、バッテリーは、非常時やアウトドアでの蓄電池としても有用で、屋外イベントや災害時の電源として活用することも可能です。
そのデザインは、イタリアの高級二輪車ブランド・ビモータなどでキャリアを積んだデザイナーによるもの。走行時にCO2を排出しないEVを使用する等の環境への配慮などと相まって、同型車は2018年にグッドデザイン賞を受賞しています。
三輪電動スクーター「AAカーゴ」は、個人用としても業務用としても、新しい楽しみを与えてくれそうな存在です。
>> adiea
文/&GP
- Original:https://www.goodspress.jp/news/305218/
- Source:&GP
- Author:&GP
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