新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」のDL数が3日で約326万に〜不具合も報告

cocoa
 
6月19日に配信開始となった厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」ですが、リリースから3日目の6月22日17時時点で、ダウンロード数が約326万件に達したことがわかりました。

ダウンロード数は順調に推移

AppleとGoogleが共同開発したアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)をベースにした「COCOA(COVID-19 Contact-Confirming Application)」が配信されてから3日経ちますが、順調にダウンロード数は伸びているようです。
 
アプリ公開から1日でダウンロード数は約179万件に到達し、2日目には約241万ダウンロードに達しました。3日目の6月22日夕方時点では約326万へとダウンロード数は推移しています。

アプリの不具合が報告

COCOAは公開日から1カ月間はあくまで試行版(プレビュー版)であり、継続的にデザイン・機能が改善されていくため、アプリが更新されている場合は最新バージョンに随時アップデートすることを厚労省は奨励しています。
 
ソーシャルメディアではすでにいくつかアプリの不具合が報告されています。
 

システムの使用開始日が簡単に変更できてしまう?

厚労省のCOCOA専用ページには、「利用の開始日が今日の日付で表示されることが確認されています」と利用開始日に関する不具合が発表されていますが、正しくは、システム日付でアプリ利用開始日が登録されるバグで、過去にさかのぼってあたかも2週間前から接触確認アプリを使用していたかのように見せかけることもできると報告されています。
 
実際に、Twitterユーザーのpiyokango(@piyokango)は、「2020年6月1日から使用中」に設定できたと、アプリのスクリーンショット画像を投稿しています。
 


 

プライバシーポリシーの同意しなくてもアプリが使用可能?

Mikio Kiura / ANKR DESIGN(@kur)氏は、COCOAの使用開始時のプライバシーポリシー合意画面でアプリをいったん閉じると、同意なしでアプリの利用を開始できる、と動画を投稿しています。
 


 

アクセス権限の表現がおかしい?

Hiromitsu Takagi(@HiromitsuTakagi)氏は、「Bluetooth通信を有効にしてください」というアプリのアクセス権限の求め方の表現が間違っていると指摘しています。正しくは、「Exposure Notification(COVID-19接触のログ記録と通知)機能の有効化」であるとのことです。
 


 

アクセス権限を拒否するとアプリが永遠に起動できなくなる?

COCOAの使用開始時に、Exposure Notification機能の有効化を求める画面が表示されますが、アクセス権限を拒否するとアプリが起動できない状態に陥るとの報告もあります。
 
上述の@HiromitsuTakagi氏は、アプリをいったん削除して、再インストールしてもエラー状態が改善しない、とエラー動画を投稿しています。
 


 
 
Source:厚生労働省
(lexi)


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