来年のiPhoneはLightningではなくUSB-C充電か〜量産計画明らかに

lightning USB-C iPhone11 Pro
 
iPhoneとAirPodsは有線充電の場合、いずれのモデルもLightningポートを介して充電を行いますが、早ければ2021年のモデルでUSB Type-C(USB-C)に切り替わる可能性が高まっています。

サプライヤー「コネクタ量産で業績上昇」

Appleは以前より「イノベーションの妨げになる」として、とりわけiPhoneにおいては、欧州を主導とした充電コネクタ規格の統一化に逆らってきました。2020年秋に登場が見込まれるiPhone12についても、これまで同様にLightningが採用されると考えられています。
 
しかし、サプライチェーンの動向に詳しいニュースサイト経済日報によると、台湾メーカーのLongwell(良維)がベトナム工場で2020年第4四半期(10月〜12月)より、iPhoneとAirPods向けとなるUSB-Cコネクタの量産に着手するようです。これは株主総会でリー・チュンジャン(李淳正)最高経営責任者(CEO)が明らかにしたもので、従来の30倍、全体の30%のシェアに相当する約7,500万本ぶんを量産するため、2021年における業績の飛躍的上昇が期待できるとのことです。

iPhone以外にAirPods、iPadなども

LongwellのCEOの発言が事実であれば、早ければ2021年に登場するiPhoneは、LightningではなくUSB-C対応となる見込みです。またiPhoneだけでなく、AirPodsも同じタイミングでUSB-Cへと切り替わる公算が大きそうです。
 
なお、経済日報は先日もiPad Air 4と2021年のiPhonedでUSB-Cコネクタに移行すると報じています。欧州委員会が充電コネクタを1つの規格に統一する決議を議決したことや、すでにMacBookシリーズやiPadシリーズが次々とUSB-Cへと切り替わっていることを思えば、自然な流れでしょう。ただし、一部には懐疑的な見方があるのも事実です。
 
 
Source:経済日報
(kihachi)


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