BODYBOSS2.0
ボード、負荷バンド×2、ワークアウトバー、ドアアンカー、ハンドル×2、ストラップ×2、キャリーバッグのセット。パーツごとの購入もできる。ボードのサイズは410×510×35mm(折り畳んだ状態)、810×510×70mm(広げた状態)。2万7200円。
テレワークの増加や外出自粛による運動不足、スポーツジムの営業自粛の影響などにより、自宅でトレーニングをする人が増えている。最もお手軽なのは自体重のトレーニングだが、シンプルなプッシュアップやスクワットは飽きてしまうという人もいるだろうし、背中など鍛えにくい部位もある。かと言って自宅に充実したトレーニング環境を作ろうとすると、スペースとコストの問題が生じる。
『BODYBOSS2.0』は、4つのアクセサリーの組み合わせで40種類以上のトレーニングが可能。全身のあらゆる部位を鍛えることができ、バンドの本数や長さで負荷の調整もできる。価格はリーズナブルだし、広いスペースも不要。オフィシャルのホームページ(https://www.bodybossportablegym.jp/)には、NSCA認定トレーナーが監修した50本以上のレッスン動画が無料で公開されている。さらに『BODYBOSS2.0』を活用したいという人には、LIVEワークアウトに参加したり、トレーナーのアドバイスが受けられるCLUB BODYBOSS(月額1078円)というサービスも用意されている。
実際に10日間ほど『BODYBOSS2.0』を使ってみた感想をお伝えしよう。裸足やソックスでも問題なく利用できるが、個人的にはシューズの着用をおすすめしたい。特にビギナーの場合は、動作が安定するのでシューズを履いた方が安全なはず。トレーニングごとにバンドやハンドル、バーを付け替えるのは大変かと思っていたのだが、3日もトレーニングすれば慣れてくるし、むしろセッティングの時間が適度なインターバルになる。最も魅力を感じたのは、使い方のバリエーションの豊富さ。ハンドルとバーがあるおかげで、チューブトレーニングよりもたくさんのメニューがこなせる。
そして、ホームジム感が味わえるのもいい。バーやハンドルを握ると、気持ちがトレーニングモードに切り替わる。やる気が湧くというのは、とても重要な要素だと思う。
おすすめワークアウト6
10日間、公開されている動画にあるワークアウトを色々と試してみて、個人的にとても良かった6つをチョイス。自宅環境によってやりにくい場合があるドアアンカーを使うものは除いた。フォームが良くない点はご容赦を!
WORKOUT 1 バーベルランジ
大臀筋や大腿四頭筋が鍛えられる。バーを背負い、両足は腰幅に開いて、ボードの上に。片足を一歩後ろに引いてしゃがみ、膝を床に十分に近づけたら、立ち上がる。
WORKOUT 2 トライセプスエクステンション
上腕三頭筋を鍛えられる。ハンドルを1つ持って、ボードの上に立つ。ハンドルを持った手を上げて、反対側の手で肘を支える。天井を押すように腕を伸ばしきる。
WORKOUT 3 サイドレイズ
三角筋を鍛えられる。両足は腰幅に開いてボードの上に立つ。バンドを交差させてハンドルを握る。肘と手首が肩の高さになるまで腕をあげる。小指を上げるように意識する。
WORKOUT 4 リストカール
前腕を鍛えられる。両足は腰幅に開いてボードの上に立ち、バーを握る。手首を伸ばして、指を引っ掛けるように持ったところから、手首を曲げて小指側から巻き込むように握る。
WORKOUT 5 ベントオーバーロー
広背筋や僧帽筋といった背中の筋肉を鍛えられる。肩幅でバーを握り、胸を張って上体を前に倒し、膝を軽く曲げる。両足は腰幅。背中を意識しながらバーを体に引き寄せる。
WORKOUT 6 ヒップエクステンション
大臀筋や大腿四頭筋が鍛えられる。バンドを片方の足首につけて、四つ這いに。両手は肩幅、両膝は腰幅に開く。バンドをつけている側の脚を、蹴るようにして伸ばす。
テレワークの合間にしっかりほぐす!
快適なデスクや椅子が自宅になかったり、オンラインでのやり取りが長時間に渡ると、肩や腰への負担は大きくなる。こまめに筋肉をほぐしたい。
この上に寝そべるだけで、背中全体をストレッチすることができる。椅子の背もたれと体の間にセットして使っても良い。デスクワークによる猫背の改善にも。各3069円
背中、太もも、ふくらはぎなどにあてがい、体重で圧迫をかけながら転がすことでハリやコリをほぐす。1つあると重宝する。各4378円(スタンダード)、5060円(ハード)
text : 神津文人
photo : 野町修平(APT)
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000125953/
- Source:デジモノステーション
- Author:モクタンアティサ
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