サービス産業の生産性改善に役立つ「ClipLine(クリップライン)」を手がけるClipLine株式会社が、新サービス「ClipLineスクラム」のβ版を7月初旬から提供する。
サービスの概要
「ClipLineスクラム」は、後述する「ClipLine」導入企業の店舗で働く約20万人の従業員と、その家族や友人を対象としている。
導入企業の割引クーポン配布をはじめとして福利厚生を充実させることにより、消費活動の促進を図る。また、顧客アンケート調査を通して店舗サービスの向上にも寄与する仕組み。百貨店や外食産業など、さまざまな業界間の連携を実現し、新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込む店舗型ビジネスを支えていく。
同サービスは、従業員向けスマートフォン専用のWebシステム経由で利用できる。β版の提供開始予定が7月初旬となっており、8月末までは無償で提供されるとのこと。
動画を活用してOJT変革を推し進める「ClipLine」
「ClipLine」は、動画によるOJT変革でサービス産業の生産性を改善するサービスだ。 2014年10月の提供開始以来、吉野家やケンタッキーフライドチキン、高島屋といった有名企業に導入されてきた。また、現在では介護福祉やヘルスケアなどの幅広い分野にも展開。今年5月31日の時点で約8,500店舗という利用実績を誇る。
現在は、新型コロナウイルスの影響を受け、同サービス導入企業の多くが厳しい状況に置かれている。そのような状況を踏まえ、企業と従業員を多面的に支援したいという思いが、今回の「ClipLineスクラム」の提供開始につながった。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/129226
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
Amazonベストセラー
Now loading...