スマホやワイヤレスイヤホンなどのデバイスを充電したりデータを送信したりするのに必要なケーブルを常に携帯する人は多いだろう。デバイス類を活用するために欠かせないものだが、その持ち運びや収納が格段に簡単になるタイプをシンガポールのスタートアップが開発した。
使用しないときに、ケーブルの端から巻いていくと、その形状を記憶する「BondCable」だ。バッグの中で絡まったり、引き出しやデスク上でカオスになったりしがちなケーブルを常に整頓した状態に保てる。
巻尺状態に
ボンドのように伸び縮みはしないが、全長1.25メートルのBondCableはコイルの形状を保てるというもの。
片端のコネクターからきっちりと巻きつけていくと、巻き終わった後はばらけることなくその形状が維持される。なので、塊状態でバッグや棚に収納できる。
PCやその他家電のケーブルでは、マジックテープで束ねられるようになっているものもあるが、BondCableはテープを外す手間が不要なぶん、使用するときに塊状態からすぐにのばすことができる。
使う分だけ伸ばすことも
しかもBondCableは巻きつけた状態から使う分だけを伸ばすことができる。たとえばデスク上のPCからスマホを充電するとき、不要な部分はたたんでおくことでPC周りをすっきりとさせられる。
ケーブルはコネクタ近くが損傷しやすいが、開発元によるとBondCableはかなり丈夫にできていて、捻ったり曲げたりという動きに耐性があるとのこと。
充電だけでなくデータ移送にも対応するBondCableは、USB-C、USB-A、マイクロUSB、ライトニングを搭載する全5種が用意されていて、現在クラウドファンディングサイトKickstarterで14シンガポールドル(約1100円)〜となっている。
すでに目標額は達成し、7月16日まで出資を受け付けたのち、10月にも発送が始まる予定だ。
- Original:https://techable.jp/archives/129508
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
Amazonベストセラー
Now loading...