株式会社イメージソースが、ライブ配信映像を拡張できる新たな視聴体験技術「LIVE/AUG(ライヴォーグ)」を発表。あわせて、IoTデバイス「SOUND CATCH DEVICE」の存在も明らかになった。
スマホをかざすだけで映像を拡張できる技術
「LIVE/AUG」は、ライブ配信映像とARのリアルタイム同期を実現する技術だ。
ユーザーは、配信された映像をスマホアプリ経由で拡張し、ARによる3DCGの演出を自宅で体験できる。具体的な使用方法として、まずはiOSとAndroidに対応した専用アプリを起動。続いて、パソコンやテレビで視聴中のライブ配信画面にスマホをかざせば、映像の拡張を手軽に行える。
画面から飛び出すような大迫力の演出などを通じ、リモートならではの新しい視聴体験を生み出してくれるだろう。
身の回りのものを楽器にできるIoTデバイスも
今回は、IoTデバイス「SOUND CATCH DEVICE」も発表された。同デバイスを取り付けた物体の振動をセンシングすることにより、ユーザーの身の回りにあるものを楽器に変身させる。
机をノックしたり紙コップをペンで叩いたりして自作楽器を楽しむなど、使い方次第で可能性は無限に広がるデバイスだ。また、前述の「LIVE/AUG」における拡張機能としても機能するため、オンラインライブ上のコール&レスポンスなどに使うことで、参加型のライブ視聴を楽しめる。
「LIVE/AUG」と「SOUND CATCH DEVICE」の発表に伴い、YouTubeのライブ配信を活用したオンライン体験イベントが開催される見込み。イベント内では、開発スタッフがβ版の製品を用いてハンズオンデモを行う。配信日は7月8日と9日の2日間で、両日とも配信時間は18時~19時となっている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/130597
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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