iOS14ベータ2の動作速度、iPhone各モデルでiOS13.5.1と比較

iOS14 ベータ2 スピードテスト
 
iOS14ベータ2と、現時点で最新の正式版であるiOS13.5.1の動作速度を比較した動画が公開されました。

iOS14ベータ2の動作速度をチェック

開発者向けにリリースされたばかりの開発者向けiOS14ベータ2(ビルド:18A5319i)とiOS13.5.1(ビルド:17F80)で動作速度を比較したのは、iOS14ベータ1の公開後にスピードテストバッテリーテストの動画を公開したYouTubeチャンネルのiAppleByteです。
 
iOS14ベータ1では、古いモデルのiPhoneでもiOS14ベータがスムーズに動作することが示され、iAppleByteも「最初のベータとは思えない」と驚きのコメントをしていました。

5モデルのiPhoneで動作速度を比較

スピードテストは、iPhone SE(第1世代)、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XRの各モデルを使って、電源オフからの起動時間、各種アプリの起動と動作のスムーズさ、ベンチマークテストで比較します。
 
iOS14 ベータ2 スピードテスト
 
各種テストのうち、「GeekBench 5」と「Antutu」のベンチマークスコアは以下のとおりです。
 

GeekBench 5 シングルコア

iOS13.5.1 iOS14.0 ベータ2
iPhone SE(第1世代) 555 561
iPhone6s 556 556
iPhone7 763 759
iPhone8 932 928
iPhone XR 1,114 1,117

 
iOS14 ベータ2 スピードテスト
 

GeekBench 5 マルチコア

iOS13.5.1 iOS14.0 ベータ2
iPhone SE(第1世代) 1,039 1,040
iPhone6s 1,035 1,042
iPhone7 1,400 1,396
iPhone8 2,270 1,880
iPhone XR 2,416 1,905

 

Antutu

iOS13.5.1 iOS14.0 ベータ2
iPhone SE(第1世代) 28,705 28,466
iPhone6s 28,329 28,329
iPhone7 33,630 30,760
iPhone8 40,244 40,164
iPhone XR 45,220 44,678

 
iOS14 ベータ2 スピードテスト
 

iOS14ベータ2、ベータ1と同様にスムーズに動作

iOS14ベータ2とiOS13.5.1の動作速度テストの結果についてiAppleByteは、「iOS14ベータ2はベータ1と同様のパフォーマンスを示した」と評価しています。
 
気になったこととして、電源オフからの起動にiPhone XR以外の各モデルで時間がかかったこと、細かい不具合がいくつか見られることを挙げています。
 
また、iPhone8とiPhone XRで、Geekbenchによるマルチコアのスコアが大きく低下していますが、この結果はテストを2回実施しても同様だったそうです。しかし、通常の使用では両デバイスともiOS13.5.1と同程度のスピードで動作しており、この差が不具合によるものかは不明、とのことです。
 
iAppleByteによる動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:iAppleByte/YouTube
(hato)


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