通常、車やバイクのタイヤの空気圧の調整はガソリンスタンドや整備工場などで行う。しかしそれを自分で手軽にできるようにする小型インフレーターが登場した。
米ニューヨークのスタートアップが開発した「MOJIETU Lightning」だ。片手で持てるほどのコンパクトサイズながら、空気圧を自動測定し、かつ空気注入もできる。
片手で持てるコンパクトさ
自動車、バイク、自転車にかかわらず走行中のタイヤのパンクは大問題だ。対応するにはそれなりのツールが必要で、しかもなかなかの手間がかかる。
そうした作業を簡単にするのがMOJIETU。水筒をやや太くしたような形状で、片手で持てるコンパクトさながら空気圧の測定から空気注入までをこなす。しかも、車や自転車のタイヤ、ボール、浮き輪、エアマットレスなど幅広く対応する。最大圧力は150PSI、車のタイヤの場合9分で完了する。
自動で空気注入停止
使い方はいたってシンプル。MOJIETUから伸びるノズルをタイヤのバルブにセットするとプレッシャーレベルを自動で検知し、MOJIETU本体のLCDディスプレイに表示する。
MOJIETUには車、バイク、自転車、ボールの4つのモードがあり、各モードには圧がプリセットされている。自転車は45PSI/3.1bar、車は36PSI/2.5barといった具合だ。
モードを選んでスタートボタンをタップすれば空気注入が始まる。空気圧はリアルタイムにディスプレイに表示され、最適のところで自動停止するので過注入になることはない。
MOJIETUは内蔵するバッテリーで作動し、フル充電で車のタイヤ6個の空気注入ができる。また、さまざまなノズルに対応できるよう、3つのノズルアタッチメントが付いてくる。
MOJIETUは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。すでに目標額は達成し、現在の出資額は49ドル(約5000円)〜となっている。出資を8月6日まで受け付けたのち、すぐに発送が始まる見込みだ。
- Original:https://techable.jp/archives/130970
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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