モバイル市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」を手がけるApp Annie Japan株式会社は、データ管理プラットフォーム「App Annie Ascend(アップアニー アセンド)」の提供を開始する。
複数のツールやサービスを一元化
App Annie Ascendでは、既存のアドテクノロジー分析ツールやサービスを一元化し、ツールごとに異なるデータの集計や正規化作業などを自動で行う。ユーザーは、管理画面の中で選択した複数のデータ指標を自由に組み合わせて、独自のレポートを作成することができる。
また、前述のApp Annie Intelligenceとの連携にも対応し、両サービス間の往来をワンクリックで行える。これにより、戦略策定などに必要な指標をモバイル市場データからシームレスに参照できる仕組み。
最適な分析とアクションの実現をサポート
アプリマーケティングにおいて、広告主やアプリパブリッシャーは、さまざまなソリューションやツールを活用して広告運用の最適化を図る。一方で、ツールの多様化に加え、変動の激しい広告パートナーエコシステムにより、データ分析の領域は複雑になった。
そのため、多くの企業がスプレッドシートなどを用いて複数ツールを管理し、異なるツールの指標を組み合わせた分析を自前で行っている。しかし、データの正規化やトラブルシューティングに多くの時間やリソースを要してしまう。そこでデータ管理ツールを内製化しようと思っても、開発やメンテナンスにかかるコストなどを考慮すると、ハードルが高いのが現状だ。
そういった課題の解決につながるサービスとして、App Annie Ascendが登場。データ管理のコストやリソースを最小化し、最適な分析とアクションの実現をサポートする。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/131500
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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