福岡県北九州市がIoTのビジネスプランを募集し、開発資金提供からプロトタイプ製作完成まで支援する「IoT Maker’s Project」が今年も開催されることが発表された。
IoTに特化したプロジェクトを募集
「IoT Maker’s Project」は、1901年に官営八幡製鉄所の操業以来培われた「ものづくり」のDNAを受け継ぐ北九州市からIoTで世界を変えるビジネス創出プロジェクト。IoTに関連した「事業アイデア」を数か月で「プロトタイプ完成」へと導く取り組みで、今年で4年目の開催となる。
個人・法人を問わず、学生からスタートアップ企業、第二創業でのチャレンジなど、所属を問わず全国から応募可能で、新規事業に挑戦する人々にとって大きなチャンスの場であり、IoTに特化した全国でも極めて珍しいプロジェクトになっている。
必要なのは、アイデアと熱意
「事業アイデア」と「熱意」があれば、技術・経験がなくても、強力な製作サポートによりプロトタイプ製作が可能な上、最大100万円の開発資金提供を受けることも可能。さらに大手企業との共創機会、コラボレーションのチャンスもある。ビジネス開発及びものづくりのプロ集団であるメンター陣が徹底的にサポートし、更にその先には事業化を見据え、大手企業との連携や北九州市のフィールドを使った実証実験を行える点が特徴でもある。
過去には「スマートねこトイレ 「トレッタ」」「水難救助ネットワークシステム「ヨビモリ」」といったプロットタイプやサービスが事業化されている。
4年目となる今回はものづくりに関するセミナーを組み込む等、さらに力をいれたプログラムを予定されているとのこと。今年はどんなアイデアが採択されるのか注目していきたい。
- Original:https://techable.jp/archives/132065
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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