Snapdragon 875G出荷にSamsungの5nmプロセスの歩留まりが影響?

Snapdragon875
 
Samsungは5nmプロセスの歩留まり改善に苦慮しており、解決に難渋すると、製造を担うことになったと噂のQualcomm Snapdragon 875Gの出荷にも影響を与える可能性があるとWccftechが報じています。

5nmプロセスを8月から稼働予定だが

Wccftechによれば、Samsungは5nm EUV(極端紫外線)プロセスの歩留まり改善に取り組んでいるようですが、まだ満足した結果が得られていないようです。この問題の解決が長引いた場合、8月を予定している5nmプロセスの稼働開始が遅れ、Snapdragon 875Gの出荷にも影響が出る可能性があると、同メディアは伝えています。
 
Samsungの5nmプロセスを使った最初の量産チップは、Exynos 990後継の、Exynos 992になると噂されています。

Snapdragon X60 5Gモデムも一部受注か

SamsungはSnapdragon 875Gに続き、Snapdragon X60 5Gモデムの製造も担当することになったようです。その結果、iPhone12シリーズに搭載されるとの噂もあるSnapdragon X60 5Gモデムは、SamsungとTSMCが製造を分担するようです。
 
Wccftechは、Galaxy S21シリーズ(仮称)が発売される頃には、Samsungの5nmプロセスの歩留まりも改善されているだろうと予想しています。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
(FT729)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA