Google、Amazon、Facebook、Apple(通称GAFA)の最高経営責任者(CEO)が証人として出席した米連邦議会下院司法委員会の反トラスト小委員会公聴会では、さまざまな証拠が提出されました。
そのうちの1通のメールから、Appleがアプリの審査において、中国Baiduを優遇していた事実が明らかになりました。
Baiduのアプリ審査プロセスをスピードアップ
下院司法委員会がTwitterで公開したメールからは、AppleがBaiduに対し、Baiduのアプリについては、App Storeでのアプリ審査プロセスをスピードアップさせる「APP Review Fast Track」を設定できる、とオファーしていたことがわかります。
さらに「Baidu向けに担当者を2人指名し、彼らがApple側から支援できるようにする」とも述べています。
このメールはBloombergのマーク・ガーマン記者が指摘する通り、Appleがアプリ開発者を公平に扱ってはいないことを示しています。
This email chain shows Tim Cook offering contacts for Baidu to fast track app approvals, which doesn't line up with all app developers being treated the same. Baidu though was integrated into iOS at the time. https://t.co/qJfwRRrgpT
— Mark Gurman (@markgurman) July 29, 2020
公聴会では、AppleがAmazonのプライム・ビデオのサブスクリプション手数料を、ほかのアプリのように初年度30%、次年度から15%ではなく、初年度から15%に設定していることも明らかになっています。
Source:Mark Garman/Twitter
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-304129/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...